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2025-10-02 15:23:00

顎関節症と親知らず

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先日、親知らずを抜きました。 

下の歯でしたので、口腔外科を紹介して頂いて、2か月待って抜いてもらいました。
 その間、口も開きにくくなって、噛むのも辛く、どんどん痛くなって、顎関節症は親知らずのせいでもあったんだな…と実感しました。 
 顎関節症の方は、早めに口腔外科を受診して 診て頂く事をおススメします。
 予約もすぐにはとれず… 待っている間、辛かったです。 
 かみ合わせも変わってきてしまい、 抜歯後から今度は噛むトレーニングをしなくてはならないです。 
 トレーニングについては、残念ながら口腔外科では教えて頂けず
(…抜いた所に注意して、両方の歯でまんべんなく噛んで下さい…だけでした)

顎の痛みの辛い方は、鍼灸治療にて軽減する事もございますので、 
 相談頂けると幸いです。 
★下記のトレーニングに加えて、鍼灸治療にて顎周りの筋肉の緊張を緩めます。
 鍼が怖い方へは、「貼るだけの、鍼もあります。」痛みはありません。
 慣れてきたら、髪の毛よりも細い鍼で、施術していきます。
(…自分では、鍼を刺せないので、「貼る鍼(パイオネクスといいます)」を貼ってました。割と効きます💗)

 トレーニング方法は
(痛みの出ない範囲で、ゆっくりと、少しずつ回数をふやしながら慎重に始めてください) 
➀ まずはウォーミングアップ  口を開けたり、閉めたり10回繰り返す
   (歯が当たらないように)
② 右手の人差し指から、薬指くらいまでを、下の歯に引っ掛けて、ゆっくりと痛みの出ないところまで、引き下げる。30秒くらい保持する。
③ ゆっくりと元に戻したあと、➀の口を開けたり閉めたりを10回繰り返す。
④ 上のトレーニングで痛みが出なくなってきたら、
  引き下げる時に下あごの力で上へ持ち上げて(手は引き下げて、顎は閉めようとする)
  抵抗をかけるようにして10秒~20秒、保持します
⑤ トレーニングの前後には、指を離して、口を開けたり閉めたりして顎の力を抜く。
⑥ さらに痛みが少なくなってきたら、④の運動の際に、左手で上の歯を上にひきあげる。上下の歯も抵抗するように保持する。
⑦症状が落ち着いてきたら、ガムを使って噛む練習をする。
(柔らかい板ガムから、粒ガムと種類を変えていく)
★痛みが出ない範囲で、一日3~4回。(食事の前後、入浴後に行う)
 冷えてる時は筋肉を痛めやすいので慎重に行う。蒸しタオルなどで温めて行うとスムーズにできます。
上記のトレーニング方法は、
こちらの本(香芝市の図書館にありました)を参考にさせて頂きました。
是非お勧めです。 
 顎関節症の原因は、 
歯が必要以上に接触していることが多いそうです。
接触してるだけで、顎周りの筋肉は疲労するそうです。
とても腑に落ちました。 
 日常的に癖となってしまっていることが多いそうです。 
 まずは、そのことを自覚する事が大事という事になります。
そして、セルフトレーニングでかなり改善できます。
でも、なかなか改善されない場合は、かみ合わせや、親知らずの影響、鰐関節の不具合等の問題もありますので、口腔外科を受診されることをオススメいたします。
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